C++ 基礎
首都大学東京 田川研究室
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std::cout

Cの基礎で話したprintf関数の欠陥を修復できるものです。<<のシフト演算子を用いて標準出力へ要素を叩き込むイメージです。
以下、使いかた
#include <iostream>//用いるヘッダファイルが変わります。

int main()
{
    int ia;
    double da;
    float fa;

    ia = 3;
    da = 3;
    fa = 3;
    std::cout << "ああ、数値を出力!" << ia << da << fa << "\n";

    return 0;
}
std:: の意味は次の項で話します。
ごらんのようにstd::cout を使えば数値も文字列も同じように出力できます。型の違いを判別して自動で数値も文字列中に埋め込んでくれます。

演算子オーバーロードを使って実装されていると思うのですが、これを実装するには << の結合法則を理解する必要があります。それはまたどこかで。