首都大学東京 田川研究室
戻る
std 名前空間
先ほど使用したstd::cout ですが、毎回std::を書くのが面倒だという方はこれを省略することができます。
これでstd名前空間の機能を指定なしで使うことができます。名前空間というのは私もよくわかっていないのですが、識別子の有効範囲を定義するものだと思います。
つまり、ローカル変数の名前空間は、宣言された関数内となります。また、グローバル変数の名前空間はプログラム全体となります。
使い方としては、他人が作ったライブラリと名前が重複しないように名前空間を定義します。std:: の名前空間名までダブらなければ安全です。ということは・・・
using namespace 名前空間名;
は基本的に使わないほうが良いということになりますね。まあ面倒ですから使いますが。