北薗研究室

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Researches

 航空機、ロケット、衛星の性能向上の鍵は材料が握っていますが、材料が原因で様々な事故も起こっています。今後、性能向上と信頼性向上を両立させることが非常に重要となってきます。本研究室は、航空宇宙用の構造材料、特にアルミニウム、チタン、マグネシウムなどの軽金属を中心とした研究を行います。そして、材料が様々な環境(温度、外力、雰囲気)において、「なぜ壊れるか」、「どうすれば強くできるのか」と言った問題を追求します。
繰り返し拡散接合法
Accumulative Diffusion Bonding Process

マグネシウムに繰り返し高温プレスを行うことで、延性を大幅に高めることに成功しました。これにより成形コストを削減することができます。



 一方、軽金属よりも更に軽量なポーラス(多孔質)金属の開発も行っています。従来、金属材料は緻密でなければならないと考えられてきました。しかしながら、自然界には植物の茎や動物の骨など、非常に多くのポーラス材料が存在します。これはポーラス化により軽量化、通気性、断熱性といった様々なメリットが付加されるからです。従って、緻密な金属材料をポーラス化することは、大きな可能性を秘めているのです。

中空金属球
Metallic Hollow Sphere

マグネシウム合金製中空金属球の作成に成功しました(世界初)。多数を積層させることにより、軽量な構造部材として使用できます。

超塑性成形
Superplastic Forming

アルミニウム合金板に圧力を加えると、半球状に成形することができます。この技術は衛星用燃料タンクに応用されています。

発泡金属コアの
サンドイッチパネル
超塑性拡散接合により、セル構造を破壊することなく、発泡金属をコアとするサンドイッチ構造を作製しました。


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