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北薗 幸一 教授が第31回日本航空宇宙学会論文賞を受賞しました.

受賞対象の概要:
本論文は,SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)探査機の着陸脚に適用される衝繋吸収機構に関する提案を行っている.衝繋吸収材料として,3次元的に等方なポーラスアルミニウムを検討し,探査機の重量,着陸速度,許容加速度から,衝撃吸収材料のサイズと必要な変形応力を推定した.本論文で示されている3D積層造形法によるオープンセル型ポーラス金属の衝繋吸収材は世界でも例がなく新規性が高く,金属3Dプリンタによる衝撃吸収材という新しい研究分野を拓いた論文である.

論文DOI:https://DOI.org/10.2322/astj.JSASS-D-17-00002外部リンク

(受賞日 2022年4月18日)

学会名: 一般社団法人 日本航空宇宙学会
受賞名: 第31回論文賞
受賞対象: 小型探査機の着陸脚用ポーラスアルミニウムの衝撃吸収特性に及ぼすセル形態および熱処理の影響
受賞者名:

北薗 幸一 (教授)
多田 雷泰 (本学域博士前期課程 2016年度修了)
杉山 嘉一 (本学域博士前期課程 2017年度修了)
三浦 汀桜子(本学域博士前期課程 2018年度修了)

受賞日: 2022年4月18日